HomebrewでフォントもCUIからインストール
本日は、電子書籍と関係しているようで関係していない、フォント関係の話を書いてみます。
近頃は、Homebrew Cask(通称:brew-cask)というコマンドラインからMacアプリケーションがインストールできるツールが登場し、私も大変便利に使わせていただいております。
brew-cask の簡単な説明
brew-caskはMac OSX向けのパッケージマネージャHomebrewの拡張パッケージです。
“To install, drag this icon…” no more!
というサイト説明の通り、Macアプリのインストールに代表される、ダウンロードしてdmgイメージをマウントして、Finderからアプリケーションフォルダにドラッグという作業を省略し、ワンコマンドでインストールを行なってくれる素敵なツールです。
フォントのインストールも brew-cask で管理
さて、そんな便利なbrew-caskですが、フォントももしかしてインストールできるのでは?と思い、cask font
で調べてみたところ、Caskroom-fontsという期待通りのツールがありました。
実際に使ってみたところ、何の問題なく利用でき、Font Bookにも表示されました。
Caskroom-fonts の導入と使い方
Caskroom-fontsは、既にHomebrew Caskを利用している方であれば、下記のコマンドひとつで簡単にインストールできます。
$ brew tap caskroom/fonts
使い方も同じで、
$ brew cask install font-noto-sans-japanese
というコマンドで、フォントのインストールが完了します。
なお、検索については、この記事の執筆時点では、正規表現検索を利用するようになっているため、
$ brew cask search noto
ではなく、
$ brew cask search /noto/
のように、//を付ける必要があります。
まとめ
今回は、フォントをbrew-caksで管理する、Caskroom-fontsを紹介しましたが、つくづく、便利な時代になったものだと感じております。
なお、2014年11月現在、937個のフォントファミリが登録されているようです。