Kindle本のカテゴリ登録について
さて、本日はKindle本のカテゴリ登録についての記事について、体験談をまとめたいと思います。
登録カテゴリとAmazonサイトのカテゴリは一致しない
KDPでは、販売する本の登録の際、カテゴリ登録を行なうことができます。
しかし、どうやら、こちらのカテゴリは実際にAmazonで使用されているカテゴリと異なるようで、カテゴリを選択していても、すんなり書籍にカテゴリが反映されるようではないようです。
わかりやすいよう、KDPのサポートとのやりとりを掲載します。
まずは、私の方から下記のような質問を致しました。
件名: 商品ページにカテゴリが表示されません
お世話になります。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00P4X25HO/
こちらの本を出版したのですが、「登録情報」の「Amazon ベストセラー商品ランキング」などで、
登録したカテゴリが一切表示されておりません。現在は、 "社会科学 > 大衆文化" と "社会科学 > 売春、風俗店"
というカテゴリを選択しているのですが、カテゴリを変更した方が良いのでしょうか?
という質問に対して、サポートから次のような回答を頂きました。
Kindleダイレクト・パブリッシングにお問い合わせいただき、ありがとうございます。
残念ながら、本棚に表示されるカテゴリーオプションは、ウェブサイトのカテゴリーと完全には一致しません。
本棚ではBISAC(Book Industry Standards and Communications)に基づくカテゴリーをご選択いただきますが、ウェブサイトには参照カテゴリーが表示されるためです。
そのため、反映がご希望通りにならない可能性もございます。お客様の本のカテゴリーの反映が希望通りにならないときは、私どもでカテゴリーを登録することができます。
以下リンクの「Kindle本」ページ画面左側の「カテゴリー」よりご選択いただいたカテゴリーを登録することができます。
http://www.amazon.co.jp/b/ref=sa_menu_kbo?ie=UTF8&node=2275256051
お手数をおかけいたしますが、本を出版後、書籍名およびASINとともに、希望のカテゴリーを以下のフォーマットでお知らせください。
カテゴリーを追加、変更させていただきます。「Kindle本」-「文学・評論」-「小説・文芸」-「日本の小説・文芸」
なお、カテゴリーは2つまでお選びいただけます。
その他ご不明な点がありましたら、いつでもご遠慮なくお問い合わせください。
KDPではお客様に満足していただけるサービスを提供できるよう努力して参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。
このように、カテゴリがうまく登録されない場合は、直接登録を行なってもらえるようなので、カテゴリ登録を依頼することにしました。
カテゴリ変更依頼
カテゴリ登録の流れは次のような形になりました。
まずは私から、カテゴリを選定して、教えて頂いたフォーマットに基き要望を致しました。なお、要望日は、11月17日になります。
ご返事ありがとうございます。
それでは、カテゴリを次のようにご変更をお願いします。
「Kindle本」-「社会・政治」-「法律」
「Kindle本」-「趣味・実用」-「常識・マナー」書籍名
Fuzoku実践入門: 裏打ちされた知識で正々堂々とデビューする [Kindle版]ASIN
B00P4X25HOとなります。
以上、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
これに対して、すぐに次のような返事が届きました。
大変恐れ入りますが、カテゴリー変更に関して担当部門において確認をさせていただきますため、今しばらくお時間をいただけますようお願いいたします。
確認に関する詳細は、 11月23日までに連絡させていただきます。
ご不便をおかけし申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
お客様により満足していただけるサービスをご提供できるように努めてまいります。今後とも KDP をよろしくお願いいたします。
しかし、実際には23日を待たずに、翌日の18日には下記の連絡が入りました。
担当部門による確認が完了し、お客様の書籍のカテゴリーを以下のように変更させていただきました。
お待ちいただき、ありがとうございました。『Fuzoku実践入門: 裏打ちされた知識で正々堂々とデビューする』(ASIN: B00P4X25HO)
「Kindle本」-「社会・政治」-「法律」
「Kindle本」-「ノンフィクション」恐れ入りますが、弊社での審査の結果、お客様の書籍は「Kindle本」-「趣味・実用」-「常識・マナー」カテゴリーではなく、「Kindle本」-「ノンフィクション」 カテゴリーに適しているとの判断となりました。
カテゴリー分けに関しましては、Amazonのお客様、そして出版者様のご意見も参考にしながら総合的に検討し、最終的には弊サイトの判断で決定しております。お客様の書籍に関しては、残念ながら一部ご希望に沿いかねますが、何かお気づきの点がございましたら、ご指摘くださいますようお願いいたします。
ご不明な点がございましたら、いつでもご遠慮なくお問い合わせください。
審査の結果、法律はそのままでしたが、趣味・実用に関しては、ノンフィクションに変更となったようです。
と、このような流れを経て、無事にカテゴリ登録が反映されていることを確認することができました。
まとめ
KDPでは、まだ書籍が少ないためか、カテゴリの種類が不足しており、思い通りのカテゴリに登録されない、あるいは選択できない場合があるかもしれませんが、このように、サポートに連絡を入れることで、スムーズに問題を解決してくれています。
今後、書籍が増えていく中で、適切なカテゴリ選択と増加が行なわれていくことになるのでしょう。
今回、初めてKDPを利用致しましたが、基本的にどの工程もスムーズに行なわれており、益々の発展を期待しています。
なお、Fuzoku実践入門のアンケート調査を実施しておりますので、みなさまぜひご協力をお願いします。