Fuzoku実践入門ブログ

Amazon で好評発売中の『Fuzoku実践入門』に関するエピソードなどを紹介するブログです。

『Fuzoku実践入門』第2版が出版されました

皆様、お世話になっております村雨です。

2014年11月に出版した『Fuzoku実践入門』はお陰様で1月末時点で2,800部を突破しました。これもみなさまからの厚いご支持の賜物であり、深く感謝しております。

本日は、そんなFuzoku実践入門の第2版が出版されましたのでお知らせ致します。

Fuzoku実践入門第2版

第2版まえがきと謝辞

内容について触れていく前に、まずは本書の中の「第2版まえがき」を引用して紹介したいと思います。

第2版まえがき

2014年11月1日に発売された本書は、お陰様で多くの方の目に触れることができ、Amazonランキングでは最高3位を記録し、2015年1月末時点で2,800部以上もダウンロードされました。

Amazonレビューなどの評価でも、おおむね高評価を頂くことができて、初めて出版した私にとっては、最高の結果を得ることができました。

出版後にアンケート調査 ※1 も実施したのですが、レビューやアンケートの中で、要望に入る部類の意見で多く見られたものに「期待していたよりもボリュームが不足していた」というご意見がありました。

※1 Fuzoku実践入門アンケートは現在もまだまだ回答受付中ですので、ぜひご協力をお願いします。http://goo.gl/bZmtLi

そこで今回、みなさまへの感謝を込めて、電子書籍という特性を利用して、加筆を行なった改訂版をリリースする実験を行なってみることにしました。

まだ、この文章を書いている時点では、どういった形で配信されるのか分かっておりませんが、これまでに『Fuzoku実践入門』をご購入して下さった、2,800人以上の皆様のお手元に届いて、新たに執筆した第7章「世界から見た日本の性風俗」の内容を読んで頂けることを願っております。

そして、読者の方にとって学びの多い内容だと感じて頂ければこれ以上ない幸せです。これからもどうぞ宜しくお願いします。

2015年2月 新宿歌舞伎町にて

また、今回加筆した新章の中で、同人AVサークル『ピンキーweb』様のサイト画像を使わせていただいております。本書のでも感謝を述べておりますが、この場でも改めて御礼申し上げます。

加筆された7章の目次

2版では、一部の修正に加えて、日本の性風俗文化を考察する7章「世界から見た日本の性風俗」を新たに書下して収録しております。

  • 第7章 世界から見た日本の性風俗
    • 7.1 セックスワークセックスワーカー
    • 7.2 海外での印象
    • 7.3 日本での印象
      • 7.3.1 なぜ日本は世界と異なるのか
      • 7.3.2 遊廓が築き上げた世界と異なる価値観
      • 7.3.3 いまなお続く畏敬の念
      • 7.3.4 海外へ波及するリスペクト
    • 7.4 日本のセックスワークの種類
    • 7.5 プロフェッショナル
      • 7.5.1 AV女優
      • 7.5.2 風俗嬢
    • 7.6 アマチュア
      • 7.6.1 裏風俗嬢
      • 7.6.2 出会い系
      • 7.6.3 ポン引き・立ちんぼ
    • 7.7 日本のセックスワーカーの現状と未来

自分で言うのも何ですが、時事問題や国際問題、現地取材によって得られた貴重な情報などが含めており、価値の高い内容となっておりますので、ぜひ多くの方に読んでいただけることを願っております。

18禁認定されました 【2/19】解除されました

追記 特に何もしていませんが、アダルトカテゴリから元の法律とノンフィクションに戻っていました。

今回、改訂版をKDPにアップロードしたところ、カテゴリの変更が行なわれた結果、めでたく(?)18禁として認定されました。

Amazonの18禁認証

誤解のないように申し上げておりますが、本書の内容はあくまで真面目な解説となっておりますので、性的な描写や画像は一切ございません。

ですので、エロチックな内容を希望される方は期待に沿っておりませんので、あらかじめご留意下さい。

なお、この変更が売上にどのような影響を与えるのか分かりませんので、しばらく経過を見守りたいと思います。

購入者は自動更新されるのでしょうか?

Amazonのコンテンツと端末の管理の設定には、「コンテンツの自動更新」という項目があり、本の自動更新を有効にすると、Kindle本が改訂された際に、新しいバージョンが自動送信されます。と書かれているため、購入者の方は自動更新されると思っていたのですが、どうも自動更新されません(自分でも確認のため1冊購入しています)。

また、端末から1度削除して配信しなおしても第2版には更新されないようで、どうやれば更新できるのか謎です(問い合せれば更新できるそうですが、はっきり言って面倒です)。

そこで調べてみると、KDPヘルプの更新に関するお客様への通知に次の説明がありました。

品質向上が確認された Kindle 本の改訂版を自動的に受け取りたい場合は、「コンテンツと端末の管理」ページで本の自動更新機能*を有効にしてください。

*注: 本の自動更新機能は、米国以外のマーケットプレイスではまだご利用になれません。

とありますので、設定を有効にしていても2015年2月時点では、自動更新は行われないようです。

ひとまず、このヘルプに従ってサポートへ更新を依頼しましたので、いまは返事待ちとなります。

追記

Amazonサポートから、今回のような改訂の場合は更新範囲が大きいため、読者の読書体験を損ねる可能性があることから一斉配信の対象外との回答がありました。

そのため、購入者が改訂版を入手するには、下記のように自発的に問い合わせする必要があるそうです。

ご自身の本を既に購入している場合は、改訂版を作成するたびに購入していただく必要はありません。ページの下部にある「お問い合わせ」をクリックしてご連絡ください。更新されたコンテンツを、当社からお客様の端末にお送りさせていただきます。

というわけで、購入者の方で改訂版をお読みになりたい方は、お手数をお掛けしますが、こちらの方法でお願いします。

まとめ

実のところ、当初の予定ではこんなに早く第2版を出す予定はなかったのですが、新しい本を執筆していたはずが、なぜか気がつけば新章を執筆しており、期せずして版を更新する運びとなりました。

みなさまに長く愛されるコンテンツとして成長させていきたいと思いますので、今後ともどうぞ宜しくお願いします。